伊藤俊三(読み)いとう しゅんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤俊三」の解説

伊藤俊三 いとう-しゅんぞう

1868-1913 明治時代大陸浪人
明治元年9月生まれ。19年清(しん)(中国)にわたり,日清戦争に通訳として従軍。29年から台湾総督府につとめ,33年清の重慶提督の顧問となる。北京に滞在後,日露戦争に際して鉄道爆破や日本への義勇兵募集で活躍したという。のち安東(現丹東)で倉庫業などをいとなむ。大正2年12月10日死去。46歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android