倉庫業(読み)そうこぎょう

精選版 日本国語大辞典 「倉庫業」の意味・読み・例文・類語

そうこ‐ぎょう サウコゲフ【倉庫業】

〘名〙 =そうこえいぎょう(倉庫営業)営業税法(明治二九年)(1896)〕

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百科事典マイペディア 「倉庫業」の意味・わかりやすい解説

倉庫業【そうこぎょう】

他人から寄託された貨物を保存,管理して倉敷料を受ける事業。付随業務として保管貨物の検査,手入,改装運送などのサービス業務や,金融,代金・運賃の取立てなども行われる。倉庫には普通倉庫のほか,農業倉庫,乾繭倉庫,冷蔵倉庫保税倉庫などの特別倉庫がある。1980年代以降,新しい倉庫業の分野として〈非商品〉を保管するトランクルームサービスが成長し,最近では流通拠点,物流センターなどと呼ばれるように物流中枢としての役割を果たすようになっている。→倉荷証券
→関連項目寄託

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世界大百科事典(旧版)内の倉庫業の言及

【倉庫】より

…物品を一時的あるいは長期にわたって保管貯蔵するための建物,あるいは室。現代の倉庫の分類等については後半の〈倉庫業〉を,また日本の伝統的な倉庫については〈倉∥蔵(くら)〉の項目を参照されたい。
【西洋】
 古代メソポタミアおよびエジプトでは,日乾煉瓦でつくられたドーム型の穀倉が用いられ,ときには直径10mに及ぶような大型のものがつくられた。…

※「倉庫業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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