20世紀日本人名事典 「伊藤博邦」の解説 伊藤 博邦イトウ ヒロクニ 明治〜昭和期の公爵 式部長官。 生年明治3年2月2日(1870年) 没年昭和6(1931)年6月9日 出身地周防国(山口県) 旧姓(旧名)井上 学歴〔年〕学習院卒 経歴山口県士族・井上五郎三郎(井上馨の実兄)の4男として生まれる。幼名勇吉。明治11年伊藤博文の養嗣子となる。長じてドイツに留学、帰国後宮内庁に入り式部次長、主馬頭、式部長官などを歴任し、昭和4年日本銀行監事となる。この間の42年養父の跡を継ぎ公爵、貴族院議員となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤博邦」の解説 伊藤博邦 いとう-ひろくに 1870-1931 明治-昭和時代前期の華族。明治3年2月2日生まれ。井上馨(かおる)の甥(おい)。井上勝之助の弟。伊藤博文の養子。ドイツ留学ののち宮内省にはいり,式部次長,式部長官などをつとめた。この間の明治42年養父の跡をつぎ,公爵,貴族院議員となる。昭和4年日本銀行監事。昭和6年6月9日死去。62歳。周防(すおう)(山口県)出身。学習院卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by