20世紀日本人名事典 「伊藤憲治」の解説
伊藤 憲治
イトウ ケンジ
昭和・平成期のグラフィックデザイナー
- 生年
- 大正4(1915)年1月30日
- 没年
- 平成13(2001)年11月29日
- 出生地
- 東京・神田
- 学歴〔年〕
- 東京高等工芸図案科(現・千葉大学工学部)〔昭和10年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 広告電通賞〔昭和29年 30年 31年 32年 37年 39年 43年〕,毎日産業デザイン賞〔昭和30年 31年〕,ADC賞金賞〔昭和41年 43年〕,紫綬褒章〔昭和58年〕,勲四等旭日小綬章〔平成5年〕
- 経歴
- 戦後、雑誌の表紙を認められ、日本人デザイナーとして初めて旧西独の専門誌に紹介される。独自の明快な造形と色彩感覚で、ネオン広告から企業、商品マーク、1000冊を超えるシリーズ刊行本の装丁デザインなど幅広く活躍。代表作にキヤノンのロゴマーク、光文社カッパ・ノベルズのカバーデザインなど。平成10年東京アートディレクターズクラブ(ADC)殿堂入り。著書に「伊藤憲治デザインの華麗多彩」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報