伊藤柳枝(読み)いとう りゅうし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤柳枝」の解説

伊藤柳枝 いとう-りゅうし

?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)作者,歌舞伎作者。
元禄(げんろく)末から京都で浄瑠璃太夫宇治加賀掾(かがのじょう),野田若狭(わかさ)の作者となる。享保(きょうほう)末に歌舞伎作者に転じ,元文(1736-41)のころ活躍。名は流枝とも。著作に「宇治頼政歌道扇」(浄瑠璃),「八幡太郎伝授の鼓」(歌舞伎)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android