伊達衿(読み)だてえり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「伊達衿」の意味・わかりやすい解説

伊達衿
だてえり

襲衿(かさねえり)ともいい、衿元を襲(二枚襲)のように見せかける目的でつくられた衿。長着の衿に下衿として、衿元だけを重ねて着用する。布地は主として綸子(りんず)を用いる。色は長着との配色に注意し、引き立つように心配りをする必要がある。留袖(とめそで)は二枚襲を簡略化した付け比翼を着用するから必要としないが、訪問着や色無地、小紋などの晴れ着に用いる。本来、伊達衿は歌舞伎(かぶき)衣装に用いられるものであり、綿の入った衿で、平網模様や輪つなぎなどの縫い取りをした、はでな掛け衿のことをいった。

[藤本やす]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む