精選版 日本国語大辞典 「伏し柴の」の意味・読み・例文・類語
ふししば‐の【伏柴の】
- 枕
- ① 「しば」と同音の繰り返しで「しばし」にかかる。
- [初出の実例]「つらしとは思ふ物からふししばのしばしもこりぬ心なりけり〈藤原家通〉」(出典:新古今和歌集(1205)恋三・一二二四)
- ② 柴を刈る意から「樵(こ)る」と同音の「懲(こ)る」にかかる。
- [初出の実例]「かねてよりおもひし事ぞふし柴のこるばかりなるなげきせんとは〈加賀〉」(出典:千載和歌集(1187)恋三・七九九)
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...