伏竜鳳雛(読み)フクリョウホウスウ

デジタル大辞泉 「伏竜鳳雛」の意味・読み・例文・類語

ふくりょう‐ほうすう【伏××雛】

《「蜀志」諸葛亮伝注から》池の中に潜んでいる竜と、鳳凰ほうおうひな三国時代司馬徽しばきは、諸葛亮をさして伏竜に、龐士元ほうしげんをさして鳳雛と評した。転じて、世間に知られずにいる大人物将来有望な若者のたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ばき 司馬

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む