鳳雛(読み)ホウスウ

精選版 日本国語大辞典 「鳳雛」の意味・読み・例文・類語

ほう‐すう【鳳雛】

  1. 〘 名詞 〙 鳳凰(ほうおう)の雛(ひな)。転じて、年若い英才。前途を嘱望される若者麒麟児(きりんじ)。ほうす。
    1. [初出の実例]「真に是れ鶯児語を学び、鳳雛音を弄す」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二)
    2. [その他の文献]〔晉書‐陸雲伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鳳雛」の読み・字形・画数・意味

【鳳雛】ほうすう

鳳凰のひな。〔晋書、陸雲伝〕幼時、~閔鴻(びんこう)見て之れを奇として曰く、此の兒、(も)し駒に非ずんば、當(まさ)に是れ鳳雛なるべしと。

字通「鳳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む