鳳雛(読み)ホウスウ

精選版 日本国語大辞典 「鳳雛」の意味・読み・例文・類語

ほう‐すう【鳳雛】

  1. 〘 名詞 〙 鳳凰(ほうおう)の雛(ひな)。転じて、年若い英才。前途を嘱望される若者麒麟児(きりんじ)。ほうす。
    1. [初出の実例]「真に是れ鶯児語を学び、鳳雛音を弄す」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二)
    2. [その他の文献]〔晉書‐陸雲伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鳳雛」の読み・字形・画数・意味

【鳳雛】ほうすう

鳳凰のひな。〔晋書、陸雲伝〕幼時、~閔鴻(びんこう)見て之れを奇として曰く、此の兒、(も)し駒に非ずんば、當(まさ)に是れ鳳雛なるべしと。

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