伏見屋四郎兵衛町(読み)ふしみやしろべえちよう

日本歴史地名大系 「伏見屋四郎兵衛町」の解説

伏見屋四郎兵衛町
ふしみやしろべえちよう

[現在地名]西区南堀江みなみほりえ四丁目

下博労しもばくろう町の南にあり、西は木津きづ川、南は道頓堀どうとんぼり川の河口に面する。下博労町同様、元和―寛永(一六一五―四四)頃形成されたと思われ、堀江新地開発以前から成立していた町で、明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図町名がみえる。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)の三郷水帳寄帳では屋敷数一・役数三役で、「但し壱町一屋敷故年寄無之」と注記されており、伏見屋四郎兵衛家守北国屋太郎右衛門と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 道頓堀 木津

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む