会津塔寺八幡宮長帳(読み)あいづとうでらはちまんぐうながちよう

日本歴史地名大系 「会津塔寺八幡宮長帳」の解説

会津塔寺八幡宮長帳(塔寺長帳)
あいづとうでらはちまんぐうながちよう

成立 貞和六年―寛永一二年

原本 心清水八幡神社

解説塔寺長帳」とも称せられ、全長一三〇メートルにも及ぶ長い巻物なので長帳といわれ、一説には文和三年から寛永一三年までの記録ともいわれる。会津を中心に起こった事件社会・経済事情などについて記され、中世資料として高い価値をもち、「会津風土記」や「新編会津風土記」にも紹介されている。国指定重要文化財。

活字本 続群書類従雑部・「改定史籍集覧」二五・「会津坂下町史」二文化編

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android