会津塔寺八幡宮長帳(読み)あいづとうでらはちまんぐうながちよう

日本歴史地名大系 「会津塔寺八幡宮長帳」の解説

会津塔寺八幡宮長帳(塔寺長帳)
あいづとうでらはちまんぐうながちよう

成立 貞和六年―寛永一二年

原本 心清水八幡神社

解説塔寺長帳」とも称せられ、全長一三〇メートルにも及ぶ長い巻物なので長帳といわれ、一説には文和三年から寛永一三年までの記録ともいわれる。会津を中心に起こった事件社会・経済事情などについて記され、中世資料として高い価値をもち、「会津風土記」や「新編会津風土記」にも紹介されている。国指定重要文化財。

活字本 続群書類従雑部・「改定史籍集覧」二五・「会津坂下町史」二文化編

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報