塔寺長帳(読み)とうでらながちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塔寺長帳」の意味・わかりやすい解説

塔寺長帳
とうでらながちょう

正平5=観応1 (1350) 年から寛永 13 (1636) 年にいたる磐城国河沼郡塔寺村心清水 (こころしみず) 八幡宮の社記。元来は,正月7日から 10日まで当社頭で行われた大般若会導師の名および巻数を記録していたものであったが,のちに毎年見聞する治乱祥災をその裏面に記すようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android