塔寺長帳(読み)とうでらながちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塔寺長帳」の意味・わかりやすい解説

塔寺長帳
とうでらながちょう

正平5=観応1 (1350) 年から寛永 13 (1636) 年にいたる磐城国河沼郡塔寺村心清水 (こころしみず) 八幡宮の社記。元来は,正月7日から 10日まで当社頭で行われた大般若会導師の名および巻数を記録していたものであったが,のちに毎年見聞する治乱祥災をその裏面に記すようになった。

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