…18世紀の10年代から千島列島にも進出を始めた。一方,史料によって判明している限りでは,大阪の商人伝兵衛が17世紀の末に初めてカムチャツカ半島に漂流し,1702年にピョートル1世に謁見した。その後何組か漂流する者があったが,日本に帰国できたのは伊勢の大黒屋光太夫が最初である。…
※「伝兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...