デジタル大辞泉 「伝助」の意味・読み・例文・類語 でんすけ【伝助】 1 「伝助賭博でんすけとばく」に同じ。2 携帯用小型録音機の俗称。テープの回転するようすが1に似るからとも、新聞連載漫画の主人公デンスケが担いで歩いたところからともいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「伝助」の意味・読み・例文・類語 でんすけ【伝助】 〘 名詞 〙① 「ぶんまわし」「吹き矢」「富くじ」など、街頭で行なういんちき賭博(とばく)の総称。また、特に「ぶんまわし」、すなわち円盤の中心に棒を水平に支え、これを回して止まったところを当たりとするものの称。伝助賭博。[初出の実例]「三〇〇人の警官隊を出動させ、デン助を片っぱしから、あげてゐるといふのに」(出典:雪夫人絵図(1948‐50)〈舟橋聖一〉一)② ( テープの回転するさまが①に似ているからとも、新聞漫画の「デンスケ」で主人公がかついで歩いたところからともいう ) 小型の携帯用録音機の俗称。[初出の実例]「グリコの何とか時間に録音するため、デンスケ持って三人来る」(出典:古川ロッパ日記‐昭和三二年(1957)七月三日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の伝助の言及 【伝助賭博】より …移動できる台を使って,てきやが行う街頭賭博のこと。単に伝助ともいう。タバコの空箱3個を並べて印のあるものをあてるモヤガエシ,ガラス張りの台のなかの針のさす場所をあてるドッコイドッコイ,紙を丸めた小さな玉を使うモミダマなど各種ある。… ※「伝助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by