低下発達(読み)ていかはったつ

最新 地学事典 「低下発達」の解説

ていかはったつ
低下発達

waning development

谷壁斜面の発達過程で,地盤静止または沈下傾向にあって,下方侵食がほとんど行われない場合に谷壁斜面の横断形が上方に凹をなすような発達状態をいう。下降発達のほうがより一般的用語。低調発達とも。下方侵食が微弱なために風化作用によって斜面上部から除去された岩屑が斜面下部に堆積して,緩斜面を形成する。W.Penckが谷形発達の説明に提唱した概念で,上昇発達に対する語。この種の凹形斜面の形成には斜面の削剝低下量より地盤の隆起量が少ないことを必要とする。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 茂美 高山

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む