低軌道(読み)テイキドウ

デジタル大辞泉 「低軌道」の意味・読み・例文・類語

てい‐きどう〔‐キダウ〕【低軌道】

人工衛星がとる軌道の一。地上から500~2000キロメートル程度の高度を周回する。中軌道静止軌道に比べて地表面に近いため、通信遅延や電力消費が少なく、リモートセンシング分解能が高い。また、衛星軌道への投入コストが低いという利点もある。多数の人工衛星を協調して運用する衛星コンステレーションで利用されることが多い。地球低軌道LEO(low earth orbit)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む