出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…基礎分泌だけでも健康な成人では1日に1~1.5lの胃液が分泌されている。
[胃液検査]
胃液の分泌の異常はいろいろな病気でみられ,十二指腸潰瘍,ゾリンジャー=エリソン症候群では増加して過酸症hyperacidityとなり,萎縮性胃炎,胃癌では低下して低酸症hypacidityとなる。胃液の分泌は胃液検査で測定される。…
…これを促進する因子として,塩からい食物,熱い食物,胆汁の逆流などがあげられているが,ほんとうのことはわかっていない。塩酸やペプシンを分泌する細胞の数が減少して,低酸症hypacidity,さらに進めば無酸症anacidityとなる。胃粘膜の萎縮が進むと,粘膜が腸の細胞に似た細胞に置き換えられることが少なくない。…
※「低酸症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...