住房(読み)じゅうぼう

精選版 日本国語大辞典 「住房」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐ぼうヂュウバウ【住房】

  1. 〘 名詞 〙 日常住んでいるへや。居間。多く寺内で僧がふだん住んでいるへやをいう。〔江談抄(1111頃)〕
    1. [初出の実例]「子剋(ねのこく)に及で眠切なるが故に、住房に帰ってうち臥す」(出典平家物語(13C前)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む