佐々井信太郎(読み)ササイ シンタロウ

20世紀日本人名事典 「佐々井信太郎」の解説

佐々井 信太郎
ササイ シンタロウ

明治〜昭和期の二宮尊徳研究家,報徳運動指導者 東洋大学専門部教授;大日本報徳社副社長。



生年
明治7年5月22日(1874年)

没年
昭和46(1971)年8月9日

出生地
兵庫県氷上郡中野村(現・氷上町)

学歴〔年〕
森山小中退

学位〔年〕
文学博士(国学院大学)〔昭和34年〕

経歴
井上尋常高小校長、神奈川県立第二中教諭などをつとめ、明治36年頃から二宮尊徳研究を始める。その後、神奈川県通俗教育主事、内務部社会課長を経て、大正11年〜昭和4年東洋大学専門部教授、大正11年〜昭和22年大日本報徳社副社長、27年一円融合会理事長、33年報徳福運社理事長を歴任著書に「報徳教根本義」「二宮尊徳研究」「新日本建設と報徳」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々井信太郎」の解説

佐々井信太郎 ささい-しんたろう

1874-1971 明治-昭和時代の教育者
明治7年5月22日生まれ。独学で教員検定試験に合格,明治36年神奈川第二中学に赴任,二宮尊徳研究をはじめる。大正11年大日本報徳社副社長となり,昭和7年「二宮尊徳全集」36巻を刊行戦後,一円融合会理事長として報徳運動を再開した。昭和46年8月9日死去。97歳。兵庫県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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