佐久保村(読み)さくぼむら

日本歴史地名大系 「佐久保村」の解説

佐久保村
さくぼむら

[現在地名]安来市佐久保町

安来宮内やすぎみやうち村の南東伯太はくた川右岸に位置する。当地に通称玉造たまつくりとよばれる地名があり、その付近から瑪瑙破片が採集されている。正保国絵図に村名がみえ、元禄十年出雲国郷帳によると高四五三石余、うち永荒が一四六石余あり残高三〇六石余。寛文四年(一六六四)には本田高四三六石余・新田高一一石余。「雲陽大数録」では高三一〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android