佐伯一麦(読み)さえき かずみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐伯一麦」の解説

佐伯一麦 さえき-かずみ

1959- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和34年7月21日生まれ。電気工の仕事のかたわら作品を発表する。昭和59年「木を接ぐ」で海燕新人文学賞,平成2年「ショート・サーキット」で野間文芸新人賞,3年「ア・ルース・ボーイ」で三島由紀夫賞,9年「遠き山に日は落ちて」で木山捷平文学賞。17年「鉄塔家族」で大仏次郎賞。19年「ノルゲNorge」で野間文芸賞。自身の生活をみつめた柔軟な作風を展開している。26年「還れぬ家」で毎日芸術賞。宮城県出身。仙台一高卒。本名は亨。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android