佐伯孫三郎(読み)さえき まごさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐伯孫三郎」の解説

佐伯孫三郎 さえき-まごさぶろう

?-? 幕末-明治時代陶工
出羽(でわ)秋田郡の人。同地方に陶器製造のないのをうれえ,万古(ばんこ)焼風の瓦器をつくった。明治5年(1872)福島県の村田鉄之助をやとって,万古焼の技術習得のため三重県桑名に派遣。のち士族の子弟指導にあたらせた。子の貞治が事業をついだ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android