佐屋代官所跡(読み)さやだいかんしよあと

日本歴史地名大系 「佐屋代官所跡」の解説

佐屋代官所跡
さやだいかんしよあと

[現在地名]佐屋町佐屋 本町

天明元年(一七八一)尾張藩制の改正によって所付代官制(代官の任地駐在)が実施され、同年五月佐屋、北方きたがた(現一宮市)水野みずの(現瀬戸市)の三代官所が設けられた。佐屋は尾張藩成立以来、伊勢への唯一の通路と認められ、承応二年(一六五三)船番所が、元禄八年(一六九五)五月佐屋奉行所が置かれたが、享保一一年(一七二六)に廃止されたままであった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む