佐礼谷村(読み)されいだにむら

日本歴史地名大系 「佐礼谷村」の解説

佐礼谷村
されいだにむら

[現在地名]中山町佐礼谷されだに

左礼谷とも書く。村内安別当あべつとうにあるみねの薬師(真光寺)棟札に「到必左顧而礼之、邑之名原于之云」とあるのが村名の由来という。現中山町の北部に位置し、北に障子しようじ(八八四・九メートル)杖立つえたて(六九一メートル)、南に階上はじかみ(八九八・六メートル)秦皇しんのう(八七四メートル)がそびえる山岳地で、北と東から流れ出す中山川の源流に沿って多くの集落をつくっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android