20世紀日本人名事典 「佐藤丑蔵」の解説 佐藤 丑蔵サトウ ウシゾウ 大正・昭和期の工芸家 生年明治22(1889)年 没年昭和61(1986)年9月2日 出身地宮城県蔵王町 主な受賞名〔年〕全日本こけしコンクール文部大臣奨励賞(第10回),河北文化賞〔昭和54年〕,現代の名工〔昭和54年〕,宮城県産業功労賞,蔵王町産業功労賞 経歴遠刈田系こけしの第一人者。13歳から木地師見習となり、明治42年独立、各地を歩きながら遠刈田系こけしの新境地を開いた。54年現代の名工(卓越した技能者)。怒り顔と呼ばれる鋭い顔立ちで、異彩を放つ“丑蔵こけし”で知られる。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤丑蔵」の解説 佐藤丑蔵 さとう-うしぞう 1889-1986 大正-昭和時代のこけし作家。明治22年3月4日生まれ。14歳で木地師の道にはいり,各地を放浪して修業する。茶筒型の頭と個性的な表情をもつ「丑蔵こけし」を生みだし,遠刈田(とおがつた)こけしの復興と発展につとめた。昭和61年9月2日死去。97歳。宮城県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by