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刈田(読み)かりた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

刈田
かりた

他人の田畑の作物を無断で刈取ること。目的は,単なる収穫か,相手に打撃を与える場合かのいずれかで,それを「刈田狼藉」といった。鎌倉幕府は,初め刈田関係の訴訟を民事訴訟機関で取扱ったが,延慶3 (1310) 年,刑事事件としてその行為を禁止し,守護が取締った。室町幕府もこれを踏襲し,違反者には所領の一部没収という強い態度でこれにのぞんだ。戦国時代には,兵糧を得るためや,敵の兵糧源を断つために刈田が行われ,それが農村荒廃の原因ともなり,禁制を出す大名も多かった。

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デジタル大辞泉の解説

かり‐た【刈(り)田】

稲を刈り取ったあとの田。刈り小田。 秋》「待ちかねて雁の下りたる―かな/一茶

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