ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「体壁葉」の意味・わかりやすい解説 体壁葉たいへきようsomatopleura 脊椎動物の胚の中胚葉の分化のときに生じる内外2層の側板のうち,外胚葉に接する外側の層をさす。外側板ともいう。中胚葉は背側から腹側に向って,体節,腎節,側板に分れ,側板中胚葉は分節せず内外2層に分れて,それぞれ外側板,内側板となり,その間の腔所が体腔となる。鳥類,哺乳類では,側板は背腹に分れ,背側の体壁層は外胚葉と密着し固く結びつき行動をともにするので,この体壁層と外胚葉を合せて体壁葉と呼んでいる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by