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体柄 たいへいbody stalk; belly stalk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

体柄
たいへい
body stalk; belly stalk

発生学上の術語。付着茎,腹柄,腹茎,付着中胚葉ともいう。霊長類の発生過程で着床後の受精卵の発育において,球形で一般に単層の細胞層から成る外被層が内部に広い腔所を包んでいるものを胚盤胞というが,この外被層の上部から内腔に向って一塊の細胞群が垂れる。この内部細胞塊から内外両胚葉が分化し,その中間に中胚葉が生じる。この中胚葉内に生じた胚外体腔はますます増大し,羊膜腔および卵黄嚢を包んだ中心部中胚葉は,周辺中胚葉より茎をもって胚外体腔に懸垂する。これを付着茎または付着中胚葉というが,これがさらに発達して腹柄となり,やがて腹柄には尿嚢が入り,羊膜腔の拡大につれ卵黄柄と尿嚢柄を包み,全体として臍柄をなし,のちに臍帯となる。昆虫のスズメバチミツバチで,第2腹節前端がきわめて細く伸びて第1腹節の後胸後端部に癒着した部分に続く。これも腹柄と呼ぶことがあるが,これは petiolusであって体柄とは異なる。

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