尿嚢(読み)ニョウノウ

関連語 爬虫 名詞

精選版 日本国語大辞典 「尿嚢」の意味・読み・例文・類語

にょう‐のうネウナウ【尿嚢】

  1. 〘 名詞 〙 高等脊椎動物の発生中の胚にみられる嚢。内臓葉から形成される尿膜嚢状になったもので、尿嚢柄と呼ばれる部分によって胚体の消化管と連続するとともに、羊膜漿膜の間の胚体外体腔に広がる。発生の初期には主として排出物をため、後には呼吸器官としても働く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android