体表面積法則(読み)たいひょうめんせきほうそく(その他表記)surface law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「体表面積法則」の意味・わかりやすい解説

体表面積法則
たいひょうめんせきほうそく
surface law

定温動物代謝量が,動物の大きさにかかわらず体表面積に比例するという経験法則。ドイツの生理学者 M.ループナーの提唱 (1883) 。ハトネズミなどの小型動物からウシなどの大型動物にいたるまで,一応通用するとされ,代謝で生じた熱の放散が体表面積に比例するというのが論拠であった。いまではこの理由づけはおおまかすぎることが指摘されているが,事実のまとめ方そのものはいまも近似的に通用する。

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