何といっても(読み)なんといっても

精選版 日本国語大辞典 「何といっても」の意味・読み・例文・類語

なんと【何と】=いっても[=いうても]

  1. 他の一切の判断を排して、その事柄を強調する気持を表わす。どういっても。どう考えても。なんたって。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「家計の困難に心付かぬでは無いが、何と言(イッ)てもまだ幼少の事」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 家計 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android