何と言っても(読み)ナントイッテモ

デジタル大辞泉 「何と言っても」の意味・読み・例文・類語

なんっても

他の一切に対して、その事柄が優先される意を表す。どう言おうとも。どう考えても。なんてったって。「何と言っても命だけは大事だ」
[類語]畢竟結局矢張り所詮しょせんどの道何れにしても結句ついとどの詰まり詰まるところ帰するところせんずるところ要するにいずれどうせつまりとうとういよいよ挙げ句挙げ句の果て差し詰め究竟きゅうきょう果てはどっち道もはやとにかく何しろ何せ何分なにぶん何分にもなんにせよともかくともかくもともあれとまれとにもかくにもそれはともあれ遅かれ早かれ善かれ悪しかれ

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精選版 日本国語大辞典 「何と言っても」の意味・読み・例文・類語

なんと【何と】=いっても[=いうても]

  1. 他の一切の判断を排して、その事柄を強調する気持を表わす。どういっても。どう考えても。なんたって。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「家計の困難に心付かぬでは無いが、何と言(イッ)てもまだ幼少の事」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

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