日本歴史地名大系 「余市岳」の解説 余市岳よいちだけ 北海道:後志支庁赤井川村余市岳赤井川村東部、札幌市南区との境にある山。標高一四八八・一メートル。朝里(あさり)岳(一二八〇・八メートル)・白井(しらい)岳(一三〇一・六メートル)とともに余市三山と称される。後志火山性台地の西部に位置し、第四紀更新世の活動により形成された。「行程記」に「ヨイチ川水源はヨイチ岳といふ」とみえる。「蝦夷日誌」(二編)に「高山にし而四時とも雪有。扨此岳迄は夷人共も一日に行がたしと云り」と記される。明治三年(一八七〇)の「北行日記」に「与市岳」とある(同年八月一一日条)。大正一四年(一九二五)遠藤源四郎らが余市岳・朝里岳などの冬山に入ったという(余市生活文化発達史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「余市岳」の解説 余市岳 北海道余市郡赤井川村と札幌市の境にある山。標高1488メートル。田中澄江の「花の百名山」に選定されている。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by