余座村(読み)よざむら

日本歴史地名大系 「余座村」の解説

余座村
よざむら

[現在地名]敦賀市余座

天筒てづつ山の東に位置する。「延喜式」神名帳に載せる「横椋ヨコクラノ神社」が鎮座。永禄元年(一五五八)五月一日付天野景重寄進田地請文(善妙寺文書)に「与祥村」、同年六月五日付善妙寺領目録(同文書)に「よさ村」とみえる。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では、敦賀町・大倉おおくら村・井川いがわ村のいずれかに属したと思われるが不明。正保郷帳に余座村とみえ、田方一三一石・畠方三石余。享保一二年(一七二七)には庄屋三郎五郎(持高一三石余)、牛馬銀七匁余、新山手銀三一匁余、入草銀八匁余、雉子札銀一匁、夫役二分、夫米一俵一斗余、馬足五、牝馬四、家数二〇(うち高持一三・無高七)、人数九九(敦賀郷方覚書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む