余残(読み)よざん

精選版 日本国語大辞典 「余残」の意味・読み・例文・類語

よ‐ざん【余残】

  1. 〘 名詞 〙 以前の事柄が、ひき続いて残っていること。現在でも残っている影響。また、わずかに残っている、その余り。
    1. [初出の実例]「建仁寺に初めて入し時は、〈略〉各々心を立てし也、僧正の余残有し程は是の如し」(出典:正法眼蔵随聞記(1235‐38)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android