余野下村(読み)よのしもむら

日本歴史地名大系 「余野下村」の解説

余野下村
よのしもむら

[現在地名]久世町余野下

目木めき川流域に開ける村。東は余野上村、西は樫村西谷かしむらにしだに・同東谷。天正二年(一五七四)九月二日の浜口家職宛行状(美作古簡集)によれば、「与野之内友貞名四分三」が入江孫左衛門に与えられている。慶長五年(一六〇〇)木下俊定は、大庭おおば郡「よの村」六八六石余など都合五千石を与えられた(「小早川秀秋宛行状」県立博物館所蔵文書)正保郷帳に余野下村とみえ、田高一一三石余・畑高八五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android