余野上村(読み)よのかみむら

日本歴史地名大系 「余野上村」の解説

余野上村
よのかみむら

[現在地名]久世町余野上

長田ながた山と高仙たかせん矢倉やぐら山に挟まれた峡谷集落が散在する。西は余野下村、北は富仲間とみなかま(現苫田郡富村)、東は中谷なかだに(現同郡鏡野町)耕地目木めき川流域にあるのみでほとんどが山林原野である。もとは余野下村と一村であったとみられる。正保郷帳に余野上村とみえ、田高一四六石余・畑高七三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android