作り田(読み)ツクリダ

デジタル大辞泉 「作り田」の意味・読み・例文・類語

つくり‐だ【作り田/×佃】

つくだ(佃)1」に同じ。
「―の刈るべき君が御代なればいなふさ山の豊かなりけり」〈夫木・二〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「作り田」の意味・読み・例文・類語

つくり‐だ【作田・佃】

  1. 〘 名詞 〙 現在、耕作されている田地。また穀物のみのっている田。つくだ。さくでん。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「つくり田のかるべき君か御代なればいなふさ山のゆたかなりけり〈源兼澄〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)二〇)

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