20世紀日本人名事典 「作久間法師」の解説 作久間 法師サクマ ホウシ 明治〜昭和期の俳人,写生文家 生年明治11(1878)年5月3日 没年昭和5(1930)年3月2日 出生地福島県 本名佐久間 正雄 経歴郷里の小学校の代用教員にはじまり、職業は転々として変わり、勤務地も福島、東京、北海道また東京と移動、晩年は正木不如丘の知遇を得て長野県の富士見高原療養所に事務を執った。明治36年福島新聞記者時代に矢田挿雲に俳句を学び、38年より高浜虚子に師事、「ホトトギス」に拠った。重厚な写生を得意とし、多くの編を同誌に発表。大正8年選者であった福島新聞俳壇の投句者を中心に細道会を結成し「細道」を創刊、第71号で廃刊となるまで主宰した。句集「法師句集」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by