共同通信ニュース用語解説 「作業員の被ばく線量限度」の解説
作業員の被ばく線量限度
原発作業員の通常作業時の被ばく線量は法令で「年間50ミリシーベルトかつ5年で100ミリシーベルト」の上限が設けられている。事故など緊急時には「累積100ミリシーベルト」の被ばくが認められていたが、2011年の福島第1原発事故では線量限度内での事故対応が困難として、特例で250ミリシーベルトに引き上げられた。「事故収束宣言」が出された11年12月以降は通常の基準に戻った。今年4月1日からは、事故発生時は上限を自動的に250ミリシーベルトまで引き上げるよう法令が改められた。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報