共同通信ニュース用語解説 「福島第1原発事故」の解説
福島第1原発事故
2011年3月11日に発生した東日本大震災の地震と津波で、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の6基のうち1~5号機で全交流電源を喪失。原子炉や使用済み核燃料プールを冷却できなくなり、1~3号機で炉心溶融(メルトダウン)が起きた。1、3、4号機は水素爆発し、大量の放射性物質が放出された。深刻度は国際評価尺度で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故と同じ最悪のレベル7。政府と東電は事故発生から30~40年での廃炉完了を目標に掲げる。
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