作能(読み)つくりのう

精選版 日本国語大辞典 「作能」の意味・読み・例文・類語

つくり‐のう【作能】

  1. 〘 名詞 〙 新しく創作した能。新作能。有名な話を典拠とした本説のない能。
    1. [初出の実例]「作能とてさらに本説もなき事を新作にして、名所、旧跡の縁に作りなして」(出典:三道(1423))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android