使残(読み)つかいのこり

精選版 日本国語大辞典 「使残」の意味・読み・例文・類語

つかい‐のこりつかひ‥【使残】

  1. 〘 名詞 〙つかいのこし(使残)
    1. [初出の実例]「ある夜ふとロンパンの使ひ残りがあったことを想ひ出した」(出典:競馬(1946)〈織田作之助〉)

つかい‐のこしつかひ‥【使残】

  1. 〘 名詞 〙 使った後の残り。つかいあまり。つかい残り。残余
    1. [初出の実例]「小構へに商売もなりさふなほど、つかひ残しもある中に」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む