便腹(読み)べんぷく

精選版 日本国語大辞典 「便腹」の意味・読み・例文・類語

べん‐ぷく【便腹】

〘名〙 肥えふとった腹。便々としている腹。たいこ腹。〔蘇軾‐宝山昼睡詩〕

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デジタル大辞泉 「便腹」の意味・読み・例文・類語

べん‐ぷく【便腹】

肥え太った腹。たいこ腹。

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普及版 字通 「便腹」の読み・字形・画数・意味

【便腹】べんぷく

便々たる太鼓腹。宋・軾〔檳を食らふ〕詩 先生、膏粱(かうりやう)(美食)を失ひ 腹、敗鼓に委す 日に(く)らふこと一粒をぐれば 腸胃と爲る 蟄雷(ちつらい)(お腹が鳴る)、臍腎(せいじん)に殷(さか)んに (れいくわく)、亭午(ていご)(丹田のところ)に腐る

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