俗聖(読み)ゾクヒジリ

デジタル大辞泉 「俗聖」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐ひじり【俗聖】

剃髪せず俗体のまま、戒を守り仏道を修行する人。有髪の僧。優婆塞うばそく
「いまだかたちは変へ給はずや。―とか、この若き人々のつけたなる」〈橋姫

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精選版 日本国語大辞典 「俗聖」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐ひじり【俗聖】

  1. 〘 名詞 〙 民間にあり、俗人の姿のままで戒を守り、仏道修行をする行者
    1. [初出の実例]「いまだかたちはかへ給はずや、ぞくひじりとか、この若き人人の、つけたなる。あはれなること也」(出典:源氏物語(1001‐14頃)橋姫)

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