俗体(読み)ゾクタイ

デジタル大辞泉 「俗体」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐たい【俗体】

僧でない一般の人の姿。⇔僧体
詩歌などのありふれた様式
漢字俗字。また、その字体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の俗体の言及

【略字】より

…ただし文字もまた一つの規範であり,〈略字〉という表現そのものの中に,規範に反するものとする若干の非難の気持ちのこめられることは,また十分にありうることであろう。かつての中国で略字が〈省文〉〈省字〉などと呼ばれ,〈俗字〉〈俗体〉と考えられたとき,そこにはそうした意識もありえたと思われる。黙認されてはいても,いまの〈簡体字〉ほど自分の存在を主張できるほどのものではなかったであろう。…

※「俗体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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