保呂を乱す(読み)ほろをみだす

精選版 日本国語大辞典 「保呂を乱す」の意味・読み・例文・類語

ほろ【保呂】 を 乱(みだ)

  1. ( 鷹が両翼の下の羽毛である保呂羽を乱す意から ) 取り乱す。また、取り乱した言動をする。
    1. [初出の実例]「吹風にほろをみだすや花軍〈末吉〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)

保呂を乱すの補助注記

一説に、「ほろ」は武者の背負う「母衣(ほろ)」とも。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android