保安スト(読み)ほあんすと

日本大百科全書(ニッポニカ) 「保安スト」の意味・わかりやすい解説

保安スト
ほあんすと

使用者保安に関する安全規定を守らずその義務を怠った場合、その事業場での就労を拒否したり、あるいは保安の改善がなされるまで就労を拒否するストライキのこと。このストは、通常争議行為と異なり、保安施設の不十分さから労働災害発生の可能性の強い事業場での就労をやむをえず拒否するのであるから、そもそも争議行為にあたらず、スト参加者は賃金請求権を失わない。ただし、このストが他の要求実現の手段である場合には、争議行為と評価され、賃金請求権を失うことになる。

村下 博・吉田美喜夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む