保泉村(読み)ほずみむら

日本歴史地名大系 「保泉村」の解説

保泉村
ほずみむら

[現在地名]境町保泉

かす川右岸、上武士かみたけし村の西に位置し、平坦地。広瀬ひろせ川が南方を東流。和銅年間(七〇八―七一五)穂積親王が東征のとき村に駐在したことにちなみ、穂積ほづみ村と名付け、のちに改字したと伝える(佐波郡誌)。「松陰私語」に戦場として「穂積」「穂積原」とみえる。寛永二年(一六二五)「勢田郡穂積村」内一三石余が野々山新兵衛尉に与えられた(記録御用所本古文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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