穂積親王(読み)ほづみしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「穂積親王」の解説

穂積親王 ほづみしんのう

?-715 飛鳥(あすか)-奈良時代,天武天皇皇子
母は蘇我大蕤娘(そがの-おおぬのいらつめ)。慶雲(きょううん)2年知太政官事となり,和銅8年一品(いっぽん)をさずけられる。異母妹但馬(たじまの)皇女との恋愛で知られる。「万葉集」に短歌4首がある。和銅8年7月27日死去。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「穂積親王」の意味・わかりやすい解説

穂積親王
ほづみしんのう

[生]?
[没]霊亀1(715).7.27.
天武天皇皇子。母は蘇我赤兄の女,大ぬの娘。知太政官事,一品にいたる。慶雲2 (705) 年,知太政官事に任じられ,以後薨ずるまでその任にあって,百官を統轄した。『万葉集』に作歌数首が収められている。

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