日本大百科全書(ニッポニカ) 「保菌植物」の意味・わかりやすい解説 保菌植物ほきんしょくぶつ 外観はまったく異常はなく健全なものと変わりないが、(植物の)病原菌が内部に侵入、あるいは表面に付着していて、(植物の)病気の伝染源になる植物を保菌植物という。果樹類の病気(おもにウイルス病)や球根類の病気に多い。なお、病原がウイルスの場合は、とくに保毒植物といわれる。[梶原敏宏] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by